2008年01月10日

樫野崎灯台

樫野崎灯台-1

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


和歌山県は大島とゆー島の岬、樫野崎に灯台があります。
そのまんまですが樫野崎灯台。

前回のスイセンにまつわる話で2番煎じっぽいですけど、
地元の人なら誰もが知ってる話、樫野崎灯台にまつわるお話をチョット… 

 

昔むかしの明治時代…
とある荒天の日の夜に、ちょうど樫野崎灯台の沖を通りかかったオスマン帝国(今で言うトルコ)の軍艦
エルトゥールル号が悲運にも座礁しました。

嵐の夜に座礁、自体は深刻です…
真っ暗闇の海に投げ出された人もたくさんいるでしょう…

 

岸の近くまで流された船員の一人が必死の思いで岸まで泳ぎ着き、
そこから灯台の明かりを目指してさらに険しい崖を這い上って灯台の宿直員に助けを求める。

宿直員は異国の言葉は解らないけど、その人の身振り手振りで事の大変さを悟り、
村人全員に呼びかけて救護活動にあたります。

大多数の船員が死亡または行方不明になりましたが、なんとか60数名の人が救出され。
そしてその後数日間、それらの人々のケガの回復をはかるために献身的な活動が行われたそうです。
(食べ物が豊かでない時代なのに、非常用の食料を提供したとか)

 

以来、ここ串本町大島とトルコは友好関係を結び、
マイナーではありますが行事など催したりしてお互いの国を行き来してる人もおったりします。

ご興味があって更に時間があるって人は、この記事を読んでみてください〜。
エルトゥールル号遭難事件フリー百科事典『ウィキペディア』参照

 

 

と、普通ならここで話は終わるのですけども。
今宵のワタシはしつこいです! (すんません)

今から数年前に、偶然TV番組を観て知ったエルトゥールル号遭難事件の後日談。
めちゃめちゃ感動した話です。

 

確か1980年代だったでしょうか?
イラン・イラク戦争の真っただ中、戦況がますます激しくなってきてる時に
サダムフセインが、『今から48時間後に、我が国の上空を飛ぶ飛行機は全部撃墜する』
という発表をしました。
(24時間後だったかもしれませんが記憶があいまいで定かではないです)

ここで焦ったのはイラクに住んでる日本企業の人々。
戦況が激化してるのでイラクにこのまま残るのは非常に危険、
でも出国できるまで、つまり飛行機に乗れるタイムリミットは残りわずかです。
一刻も早く日本に帰りた!!!!
が、どこの国の航空会社も自国の国民を優先して日本人を乗せてくれない。

当時、(というか今でもでしょうか?) イラクから出てる日本の航空会社の便はなかったそうです。
 

 

どうしよう……

大混乱だったそうです。

 

 

でも何ということでしょうか!
日本人達の窮地を知ったトルコの航空会社(トルコ政府の用命だったかな?)が
リミット寸前1時間ぐらい前に飛行機を出して日本人200数名を乗せて飛んでくれたのです!

 

凄いですね! (驚)

 


実はですね。
日本ではエルトゥールル号遭難事件の話は、ほぼ串本町民限定でしか有名ではないのですけども。
トルコの国では全国的に有名な話で学校の歴史の教科書にも載ってるくらいだそうです。

トルコ政府の用命だったかトルコ航空の自己判断だったかとゆーのには関係なく、
飛行機の乗務員達、機長・福機長・客室乗務員の方々は
『困ってる日本人に恩返しがしたい』 という思いで飛行機に搭乗してくれたそうで、それは本当に…
本当に勇気ある行動だったと思います。

最初に機長が『俺一人でも飛ばす!』 と言ったら
他の乗務員達が 『いやいや僕も!』 『私も!』 

なかなか出来ることではない。

 

飛行機って、飛ぶと決まってから実際飛ぶまで色々な手順があって時間かかるんでしょうね?
時間ギリギリなのでヘタしたら撃ち落とされるかもしれないですね??

う〜ん(汗)

この話をTVで観たとき、感動のあまり全身にトリハダがたちました。


樫野崎灯台-2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちなみにですけどワタシ。
前々回のサッカーワールドカップで開催地が日韓合同だったときは
日本代表の次にトルコ代表を応援してました〜 (゚Д゚)ノ



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この記事へのコメント
こんばんは!!
相変わらずいい写真撮りますね!!
色のコントラストもエイですね!!

明けましておめでとうございます。
Posted by リモデ屋の若旦那 at 2008年01月10日 22:23
リモデ屋さんへ

こんばんは、どもです!
ここの灯台、町内に数ある中では一番好きな灯台なんです♪
背が低くて近くから見れて、夜になったら頭の部分が綺麗なんですよ〜。
黎明の灯台&雲、ってゆーの撮りたいんですけど
なかなか条件が…(汗)
Posted by のぶ at 2008年01月11日 00:39
こんばんは。爽やかで気持ちの良い写真ですね。

友達がトルコ旅行に行った時、よく日本語で話しかけられ、皆親切でフレンドリーだったと言っていましたが、こういう歴史的背景があったからなのですね。
これこそ日本の教科書に載るべきなのに、あまり知られていないのは残念なことです。

余談ですが、日本の国旗は白地に太陽で、トルコは赤地に月と星…まるで兄弟のよう。
偶然かもしれませんが、何か運命的なものを感じますね。
Posted by ama at 2008年01月11日 02:11
こういう、よい話をもっと日本はアピールするべきですよね
そうすれば日本を取り巻く環境もずいぶん変わるのに。

日本の場合、陰徳という文化があるから
黙っているんだろうけれど・・・
Posted by 加藤忠宏 at 2008年01月11日 09:57
5
こんにちは。
世界でも色んな所で、日本人に恩を感じて日本を愛してくれているところがありますね。
日本人も他の国からの恩を大切にしたい物です。
Posted by あい at 2008年01月11日 19:17
amaさんへ

こんばんは!
ここのところ暖かかったですけど明日から冬らしく冷え込みそうですね〜。

>友達がトルコ旅行に行った時、よく日本語で話しかけられ、皆親切で
トルコに日本語が話せる人が多いというのはちょっとビックリな話ですね〜
日本語って外人からすれば難しい言語らしいですので…

>余談ですが、日本の国旗は白地に太陽で、トルコは赤地に月と星…まるで兄弟のよう。
おおっ! そう言えば!
ホント兄弟みたいでエエ感じですね〜♪

ちなみにですが…
以前地元の夏の祭りに参加したとき、トルコの民族衣装を来てタイコ叩いたことありますが、
真夏にターバンはめちゃめちゃ暑かったです…
Posted by のぶ at 2008年01月12日 23:54
加藤先生へ

>こういう、よい話をもっと日本はアピールするべきですよね
た、確かにそうですね…
過去には非人道的なこともたくさん行ってきた日本ですけど、
探してみたら結構良い話しもあるでしょうし、陰徳=美徳と思わず、もうちょっとアピールしてみても良いかもしれませんね。
Posted by のぶ at 2008年01月12日 23:58
あいさんへ

こんばんは!
>世界でも色んな所で、日本人に恩を感じて日本を愛してくれているところがありますね。
>日本人も他の国からの恩を大切にしたい物です。
ホントそうですね〜。
人間って基本的に助け合ったり協力したりするように出来てるのですから、他の国同士でもお互いがお互いを大切にできるような関係になると良いですね。
(エネルギー資源の奪い合いしてる場合ではない…)

Posted by のぶ at 2008年01月13日 00:04